第31番 総持寺 そうじじ
真言宗 豊山派
〒526−0831 滋賀県長浜市宮司町708 tel.0749-62-2543 https://www.soujijibotan.com/
頭のお薬師さんはぼたん寺

天平十三年(七四一)に聖武天皇が、仏教による国家鎮護のため各地に国分寺を創った時に、総持寺はその試し寺として聖武天皇の勅命により行基が開いたのが始まりである。
室町時代中期に実済法印が後花園天皇の勅願と、足利義教公から六百石の朱印を賜って七堂伽藍を建立するなど寺を中興し、以後、地元の京極家や浅井家のご加護もあって、寺は大いに繁栄した。ところが、元亀元(一五七〇)年の姉川の合戦の際に織田信長の兵火に遭い、諸堂伽藍はことごとく灰塵に帰す。その後、豊臣秀吉の百二十石の寺領寄進で復興を成し遂げ、のち徳川綱吉公も帰依した。

道路に面する入り口には、人目を奪う桃山様式の三間一戸の八脚門、寛永十二年(一六三五)に建立された仁王門が堂々と立つ。左右の仁王像は京仏師の高野左京の作と伝えられ、カッと見開いた大きな目は、拝む人の心の底までお見通しのようである。仁王像の眼差しを背中に感じつつ、仁王門をくぐり石畳を進むと「西国薬師霊場三十一番札所」の看板が掛かる門、それを過ぎるとすぐ境内が広がる。
東側の本堂にはご本尊の薬師如来をはじめ、平安後期寄せ木造りの聖観音(重文)、十一面千手観音(長浜市文化財)などがお祀りされている。本尊の薬師如来は天正十一年(一五八三)の賎ヶ岳の戦いでケガをした永沢四郎衛門が、仏さまのご加護に感謝して菅山寺に奉納した尊像を、井伊直興公が須弥壇と厨子を寄進してこの寺に勧請したのだという。

この像は「頭」の部分は平安時代に、「体」の部分は江戸時代にそれぞれ大きな手術(修復)を施されており、古くから手術のお薬師さん、頭のお薬師さんとして霊験あらたかといい、身体の癒しのみならず、心の癒しを授けていただける仏さまとしても信仰が厚い。
また、境内一面に広がる庭園には七十種七百株のぼたん、シャクヤクがあり、季節を迎えると本堂に彩を添える。本堂北には、寺の近くで生まれた小堀遠州の作庭と伝わる池泉回遊式の中庭があり、滋賀県の名勝に指定されている。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
総持寺の情報
第31番 総持寺 そうじじ
真言宗 豊山派
住所
〒526−0831 滋賀県長浜市宮司町708
電話番号
0749-62-2543
拝観時間
9:00~16:30(堂内及び庭園拝観は要予約)
拝観不可日
法要中などは拝観不可
拝観料
堂内及び名勝庭園(要予約)500円、牡丹開花時 入山料 大人400円・小学生200円・未就学児無料
主な年中行事
牡丹まつり 4月中旬~5月上旬に境内に牡丹が咲きます
おすすめ撮影スポット
牡丹開花時の境内、松梅の木
境内案内
■お薬師様…本堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
JR北陸線「長浜」駅下車湖国バス「宮司北」(総持寺前)下車すぐ、JR長浜駅よりタクシー10分
自動車
北陸道「長浜IC」南に3分
総持寺のお知らせ
    総持寺からのおしらせはありません。