第32番 西明寺 さいみょうじ
天台宗
〒522-0254 滋賀県犬上郡甲良町池寺26 tel.0749-38-4008 http://www.saimyouji.com
米CNN「日本の最も美しい場所34選」 日本紅葉の名所百選

西明寺は琵琶湖の東、湖東三山と呼ばれる三名刹のひとつである。平安時代の承和元年(八三四)に三修上人(慈勝上人)が、仁明天皇の勅願により開創した。
 ゆるい勾配のある参道をたどると左右の石垣や各古木の根元にはコケがむし、鮮やかな緑が疲れを癒してくれる。同寺は「近江の苔寺」とも呼ばれ、境内全域に様々なコケが自生していることでも知られる。

寺伝によると、あるとき三修上人が琵琶湖の西岸を歩いていると、東の方に紫雲たなびき、まぶしい光が目に飛び込んできた。その輝きを目指して行くと一筋の光明を放つ池があった。この光明は修行中の私に何かを暗示していると推察し、池に向かって一心不乱に祈念した。すると池の中から薬師如来の尊像が、次いで日光、月光の両菩薩、さらに十二神将も現れた。三修上人に帰依していた仁明天皇は、この不思議な話を聞くと、この地に勅願寺を造るように命じ、西方に位置する京都の宮中をも明るく照らす願いを込め「西明寺」の名前を付けたという。
西明寺は平安、鎌倉、室町の各時代を通じて「国家鎮護と五穀豊穣、病気平癒」などを祈願する道場、修行道場として、寺領二千石と山林数町歩が与えられた。最盛期には山内に十七の諸堂宇、三百の僧坊があったという。戦国時代には織田信長の兵火に遭ったが、本堂(明治三十年、国宝第一号)、極彩色の鎌倉時代の壁画が今も残る三重塔(国宝)、さらに室町時代初期の二天門(重文)は火災を免れた。

本堂内陣の中央に本尊薬師如来立像(重文)、脇侍に日光、月光両菩薩立像、十二神将立像が並び、後陣には不動明王二童子像、釈迦如来立像(いずれも重文)などの仏像が控える。
本堂前の参道脇には国指定の名勝庭園「蓬萊庭」がある。薬師如来など三尊像を表す立石や十二神将などの石組、心字池には鶴・亀に似た島もあり、四季折々の風情、変化が楽しめる。中でも同寺は遠く海外にも名を轟かせる紅葉どころとしても有名で、秋には境内一千本の紅葉が真紅に染まり、同じころに満開となる天然記念物「不断桜」とのコントラストは絶妙で一幅の絵を描き出す。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
西明寺の情報
第32番 西明寺 さいみょうじ
天台宗
住所
〒522-0254 滋賀県犬上郡甲良町池寺26
電話番号
0749-38-4008
拝観時間
8:00~17:00(入山は16:30まで、12月9日~3月17日は16:00まで)
拝観不可日
12月31日 15:00~23:30は拝観不可
拝観料
高校生以上600円、団体(30人以上割引あり)、中学生300円、小学生200円、身障者500円(手帳提示)
主な年中行事
初薬師会   1月8日
節分会護摩供 2月3日
佛生会 5月8日
観音盆 8月18日
永代経向 12月8日
薬師護摩供 毎月8日
おすすめ撮影スポット
本堂周り、名勝庭園・二天門前・参道
門前情報
食事施設あり、車椅子用トイレあり
境内案内
■お薬師様…本堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
JR琵琶湖線「河瀬」駅より予約型乗り合いタクシー利用。詳しくはHP参照
自動車
名神高速道路「湖東三山スマートIC」より所要3分
西明寺のお知らせ