第7番 久米寺 くめでら
真言宗御室派
〒634-0063 奈良県橿原市久米町502 tel.0744-27-2470
聖徳太子の弟君の眼病を平癒

近鉄橿原神宮前駅より徒歩数分。聖徳太子の弟君が眼病を患い、太子のすすめで薬師如来に祈願して平癒、自ら来目皇子と称し、金堂、講堂などを建立したとか、久米部氏の氏寺だったという説がある。聖武天皇が東大寺を建てる際、仙術で全国から建設資材を数日のうちに集めた久米仙人が、その功労により免田三十町をもらい創建したともいわれる。仙人は仙術で空を飛んでいる時、川で洗濯をしている若い女性の肌を見て神通力を無くし墜落、その女性と結婚したという伝説がある。

境内は広く、本堂や、万治二(一六五九)年に京都の仁和寺から移築した多宝塔(重文)、観音堂、地蔵堂、御影堂など並ぶ。智拳印を結ぶ黄金色の大日如来像や、親しみの持てる表情の久米仙人像も立つ。
寛文三(一六六三)年再建の本堂には、本尊の木造薬師如来坐像を安置。丈六仏だが幕の隙間から観るため、より大きく感じられる。体内に一寸八分の金銅薬師如来立像を納めている。日光・月光菩薩立像や十二神将像、さらに久米仙人が自ら彫った自分の像に自らの頭髪や髭、生歯を植えたと伝えられる肉付きの坐像も祀っている。

養老二(七一八)年にインドの魔伽陀国の帝王、善無畏三蔵が寺に寄留して、日本初の多宝大塔を建立し、大日経や仏舎利三粒などを塔柱に納めた。南の仁王門の傍に大塔の土壇と大きな礎石が残っている。空海との関係も深い。「久米寺の東塔に大日経がある」と夢をみた空海が経を発見し、仏教の本質を解き明かす上で非常に重要と確信して唐に渡り恵果和尚から密教を伝授された。大同2(八〇七)年、帰国して宝塔内で経王を講讃し、初めて真言密教を宣布された、真言宗発祥の地である。
春の訪れを告げる雪柳や桜、つつじ、あじさい…と、季節に応じて花を楽しめる。毎年五月三日には、二十五菩薩練供養があり、仁王門近くの護国道場から本堂まで約百メートルに架けた「来迎橋」を渡る。村中で楽しむ風習のため、のどかな雰囲気が漂う。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
久米寺の情報
第7番 久米寺 くめでら
真言宗御室派
住所
〒634-0063 奈良県橿原市久米町502
電話番号
0744-27-2470
拝観時間
9:00~17:00
拝観料
400円(小学生は100円)
主な年中行事
練供養 5月3日
あじさい祈願 6月第3日曜日(有料)
おすすめ撮影スポット
多宝塔
境内案内
■お薬師様…本堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
近鉄「橿原神宮前」駅下車、徒歩5分
自動車
南阪奈道路葛城ICから国道169号経由10km20分
久米寺のお知らせ
    久米寺からのおしらせはありません。