第23番 斑鳩寺 いかるがでら
天台宗
〒671-1561 兵庫県揖保郡太子町鵤709番地  tel.079-276-0022 http://www.ikarugadera.jp/
太子がつなぐ法隆寺との縁

静かな住宅地の細道を抜けると、仁王門の甍が目に入ってくる。軒の出が大きく、どっしりとして、「いかるがのお太子さん」の名にふさわしい門構えだ。
日本書紀によると、推古天皇十四(六〇六)年、聖徳太子は、天皇に勝鬘経・法華経を講じられ、大いに喜んだ天皇から播磨国の水田百町を賜り、それを法隆寺に寄進した。太子は、この地を「鵤荘」と名付けたとされる。
太閤検地まで約千年にわたって法隆寺を経済的に支え、播磨の地を治めるために太子が建立したのが斑鳩寺と伝えられている。

瓦葺きの堂塔が建ち並び、壮麗を極めたが、戦国時代の天文十(一五四一)年、争乱を逃れ同寺へ避難してきた人たちの小屋から出火し、堂塔はすべて焼失。当山中興・昌仙法師などの努力で復興が進み、再建後、法隆寺の支院から天台宗になったという。
仁王門の正面に立つのが講堂で、向かって右から薬師如来、釈迦如来、如意輪観音の三体の坐像が本尊としてまつられている。丈六(約四・八メートル)の像で、座っているため半分とはいえ三メートル近くもある。いずれも重文の秘仏で、毎年二月二十二日と二十三日の聖徳太子春会式にご開帳される。

境内右手にある重文の三重塔は永禄八(一五六五)年の再建。バランスのとれた端正な塔で、復古調の味わいがある。
左手、聖徳殿の本尊「聖徳太子十六歳孝養像」は、重病の父用明天皇のために七日七夜の間断食して「常行三昧」という行法によって
快復を祈った時のものとされる。「植髪の太子」ともいわれ、自作の像に自らの髪を切って植えられたとの伝承があり、火災の時も持ち出され、無事だったという。
法隆寺の夢殿を思わせる八角円堂の奥殿は、太子信仰でつながる法隆寺との深い関係をうかがわせている。
重文の勝鬘経御講讃図をはじめ寺宝も多い。大谷康文住職は「春会式は少し寂しくなりましたが、太子と共に、そして地域に開かれた寺として歩んでいきたい」と話す。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
斑鳩寺の情報
第23番 斑鳩寺 いかるがでら
天台宗
住所
〒671-1561 兵庫県揖保郡太子町鵤709番地 
電話番号
079-276-0022
拝観時間
9:00~17:00(入山は16:30まで)
拝観料
500円(10名以上350円)
主な年中行事
大般若転読会 2月7日
聖徳太子春会式 2月22日〜23日
彼岸会 3月22日
夏会式(施餓鬼) 8月22日
天台大師講  12月16日
境内案内
■お薬師様…講堂 ★納経所
設備
駐車場
あり
お手洗い
あり (車いす可)
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
JR「網干」駅よりバス10分「鵤」下車7分
自動車
山陽自動車道「龍野IC」より10分
斑鳩寺のお知らせ
    斑鳩寺からのおしらせはありません。