第2番 霊山寺 りょうせんじ
霊山寺真言宗大本山
〒631-0052 奈良市中町3879 tel.0742-45-0081 http://www.ryosenji.jp/
美しいバラ園(病気平癒の寺)

当寺は西国薬師霊場のほか、さまざまな札所でもある。仏塔古寺十八尊の第五番の札所であり、大和地蔵十福霊場めぐりの札所、神仏霊場巡拝の道の第二十八番札所でもある。山号は登美山鼻高という。
近くに富雄川が流れており、奈良市西部の静かな住宅地・富雄地区にある。富雄は古事記では登美、日本書紀では鳥見と記されている古くからの在所である。六世紀後半は小野氏の所領だったという。
寺伝などによれば、天智天皇のころ、小野妹子の息子、小野富人は右大臣まで昇進したが、壬申の乱で右大臣を辞してこの地に隠棲したのが、この寺創建の遠因となる。

富人はこの地で薬草栽培を行って庶民の病気治癒に役立てた後、天武十二(六八四)年に熊野本宮に二十一日間籠って、満願の日に薬師如来の来迎を感得した。
そこで薬湯によって病人を救うことを心に決めて登美山に薬湯をつくり薬師三尊を祀った。人々は富人を敬い、鼻高仙人と称したと言う。神亀五(七二八)年に聖武天皇の皇女、すなわち後の孝謙天皇が征中の病(胸さわぎする病)になった。
聖武天皇の夢枕に鼻高仙人が現れたので、僧の行基を登美山に遣わして祈らせたところ、病気が治った。
この霊験に感動した聖武天皇は天平六(七三四)年、行基に大堂の建立を命じた。二年後にこのお堂が完成し来日したインド僧菩提僊那が「登美山が故郷の霊鷲山に似ている」ということから霊山寺とするよう奏上し落慶したと伝わる。

国宝の入母屋造りの本堂は落ち着きがあるもので、厨子内に重要文化財の薬師三尊像を安置している。人々に安らぎを与える表情である。薬師像は秘仏であり常時公開ではない。厨子の左右には持国天、多聞天、十二神将像がある。このほか三重塔や鐘楼も重文である。奥の院も趣きがある。歩いて二十~三十分。
境内に入ってすぐの右手側に千二百坪の美しいバラ園がある。バラはアジアをはじめ欧州、米国など世界各地のものを集めており、二百種類以上、二千株以上ある。お寺でのバラ園は全国でも珍しく多くの参拝客でにぎわっている。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
霊山寺の情報
第2番 霊山寺 りょうせんじ
霊山寺真言宗大本山
住所
〒631-0052 奈良市中町3879
電話番号
0742-45-0081
拝観時間
本堂 10:00~16:00、納経所 9:00~17:00、バラ園 8:00~17:00
拝観料
大人500円(600円)、小中学生250円(300円)、団体割引〔50人以上、大人400円(500円)、小中学生200円(250円)〕
※( )内料金はバラ見頃時期5月・6月・10月・11月の料金
主な年中行事
薔薇会式・えと祭り 5月
菩提僊那納経会 11月3日
秋バラと秘仏宝物展 10月23日~11月第2日曜
おすすめ撮影スポット
バラ園、八体仏前
境内案内
■お薬師様…本堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり (車いす可)
食事施設
あり 不定休
宿泊施設
あり
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
近鉄奈良線「富雄」駅より奈良交通バス、「若草台」行きで「霊山寺」下車
自動車
〈奈良方面から〉阪奈道路「阪奈三碓」出口より5分 
〈大阪方面から〉第二阪奈有料道路「中町ランプ」より5分
霊山寺のお知らせ