第34番 搭世山 四天王寺 してんのうじ
曹洞宗
〒514-0004 三重県津市栄町1-892 tel.059-228-6797 http://www.sitennoji.net/
聖徳太子建立の寺

三重県津市の県庁近くの小さな森の中にある。どっしりした山門は江戸期寛永十八(一六四二)年に再建されたもので、津市指定の有形文化財である。
同寺は非常に古い歴史を持っている。聖徳太子が用明天皇のころに廃仏派の物部氏と何度か戦って敗れた。そこで戦勝を祈願して四天王像を刻んだと伝えられる。
その際、戦いに勝てば寺を建てると心に誓っていたところ、勝利を得たので、三重県のこの地と大阪の地に四天王寺を建てたという。これが同寺の始まりである。

境内から出土する古瓦は七世紀初頭のものと確認されており、同寺が古刹であることを証している。平安時代にはさらに発展し、大寺としてその名をはせたが、幾度もの戦火などで焼かれ、辛酸をなめた。
江戸時代に入って近江出身で築城の名人と言われた武将の藤堂高虎が津城に入り、同寺を改築した。元和元(一六一五)年のことだった。その息子、高次も同寺に深く帰依して土地などを寄進した。
同寺には貴重な文化財が数多くある。鎌倉時代の絹本着色の聖徳太子孝養像は太子が父である用明天皇の病気平癒を願う姿が表現されている。聖徳太子の慈悲深い容貌を描く傑作である。

戦国武将の藤堂高虎とその夫人画像もある。高虎は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下人の時代を生き抜いた猛将で、とくに家康の信頼は厚かったようだ。
本堂に安置されている薬師如来座像は平安時代後期の承保四(一〇七七)年に定朝が彫ったものだ。像の高さは六十五センチあり、檜の一本づくりとなっている。
幾度もの戦火や災厄にもかかわらず傷一つない。聖徳太子孝養画、藤堂高虎夫妻画像と合わせていずれも国の重要文化財の指定を受けている。
その座像胎内には寺領を描いた文書、扇、櫛などが収められていた。これらも重文である。本堂などの建物は第二次大戦でことごとく灰燼に帰したが、戦後に再建され、現在に至っている。
織田信長の生母、土田御前のお墓もあり、藤堂高虎らとともに戦国ファンにとっても見逃せない寺である。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
搭世山 四天王寺の情報
第34番 搭世山 四天王寺 してんのうじ
曹洞宗
住所
〒514-0004 三重県津市栄町1-892
電話番号
059-228-6797
拝観時間
9:00~16:00
拝観不可日
法要中は拝観不可
拝観料
無料
主な年中行事
伊勢の津七福神霊場 (大黒天)
薬師如来開運祈祷会 2月11日
境内案内
■お薬師様…本堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
JR・近鉄「津」駅下車、徒歩15分
自動車
伊勢自動車道「津IC」より所要10分
搭世山 四天王寺のお知らせ
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