第43番 神蔵寺 じんぞうじ
臨済宗妙心寺派
〒621-0033 亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60 tel.0771-23-5537 http://www.jinzouji.net/
折々の桜と紅葉の色彩に恵まれて

神蔵寺の開祖・開山は、比叡山延暦寺を建て、天台宗開祖となる伝教大師最澄。延暦九(七九〇)年に、亀岡盆地西にそびえる回峰修行の霊峰、朝日山の麓に最澄が道場を開いたことが始まりとされる。朝日山の山頂からは、今も比叡の山々がのぞめる。
正暦(九九〇~九九四)年間には仏堂や伽藍塔頭など二十六院を擁していた大寺院で、源氏一門の崇拝が篤く源頼光、頼政も帰依した。治承4(一一八〇)年、頼政が挙兵に乗り出し神蔵寺の僧兵と三井寺の僧兵も加担したが、平家・平清盛に敗れ、所領没収で神蔵寺も荒廃してしまった。

天台宗による嘉禎元(一二三五)年の僧舎再建や、応永(一三九〇~一四二〇)年間に室町幕府管領の細川頼元の帰依厚く、再び隆盛を誇った。しかし、天正三(一五七五)年に織田信長の命により、明智光秀が丹波平定のために神社仏閣など残さず焼き払ったが、神蔵寺信者の機転で本尊を菰に包んで本堂脇の川に隠したため難を逃れた。寺の脇を流れる清流の「菰川」の名は、その伝説に端を発する。
その後、承応二(一六五三)年の浄土宗光明寺派・願西法師が、本堂や阿弥陀堂、鐘楼を再建。延宝七(一六七九)年、亀山城主の松平伊賀守忠昭が、臨済宗妙心寺派高僧の高隠玄厚を招いて現在に至っている。

寺宝は本尊の薬師如来坐像。延暦寺根本中道の薬師如来と同じ木材で彫られており、左右に日光・月光立像を配するなど、平安時代の藤原期の様式を今に伝えている。大正六(一九一七)年に国宝、昭和二十五(一九五〇)年に国の重要文化財に指定されている。
佐伯薬師、稗田野薬師として親しまれ、境内の随所に鎮守八幡大菩薩や地蔵尊が奉られ老若の参拝者が絶えない。朱塗りの「みかえり橋」や、眼病が良くなると伝えられる「手水社」もそうだが、秋には紅葉の名所として知られ、樹齢四百年のイロハモミジに写真愛好家のシャッター音が途切れない。

ご朱印について
※開創三十周年スタンプは2021年12月末まで
神蔵寺の情報
第43番 神蔵寺 じんぞうじ
臨済宗妙心寺派
住所
〒621-0033 亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60
電話番号
0771-23-5537
拝観時間
9:00~16:30
拝観料
300円、小学生以下は無料
主な年中行事
修正会 1月1日〜3日(薬師如来御開帳)
紅葉のライトアップ 11月
灌仏会 4月8日(御開帳)
薬師会 9月12日(御開帳)
おすすめ撮影スポット
本堂に至る石段、石垣と大もみじ
境内案内
■お薬師様…薬師堂 ★納経所
設備
駐車場
あり (無料)
お手洗い
あり
食事施設
なし
宿泊施設
なし
wifi
なし
アクセス
公共交通機関
JR「亀岡」駅より京阪京都交通バス「国道佐伯」または「柿花」下車徒歩25分
自動車
京都縦貫自動車道「亀岡IC」から15分
神蔵寺のお知らせ
    神蔵寺からのおしらせはありません。